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🌊 Second Wave ― 精巣がんステージ4からの生還と、世界初「透明サーフボード」に込めた想い

一人の人間が、社会と真正面から向き合った軌跡

これは、私・奥村哲次の人生をかけた記録であり、挑戦のドキュメンタリーです。


奥村哲次が開発した世界初の透明サーフボード「Sea Through」をWSLでお客様に説明しているシーン
命を賭けた挑戦が、次の波を生む。 「Second Wave」──それは、立ち上がるすべての人へのメッセージ。

撮影・制作:遠藤壮(Sai Endo)Instagram:@sai_personal_tour


■ 「死」と隣り合わせで見えた“本当の生”

十数年前、私は精巣がんステージ4という現実を突きつけられました。

生存率わずか数パーセント。未来を考えることも、できなくなった。


それでも奇跡的に命をつなぎとめた時、「時間」という概念がまったく別の意味を持ちました。


時間はお金より重く、誰にも買えない。

だからこそ私は、“自分の時間を生きる”ことを人生の中心に置くようになりました。


■ 一人会社「ラフティ」と、すべてを自作で動かす生き方

私はその後、一人で株式会社ラフティ(Laughtey Inc.)を設立しました。


社員ゼロ。


企画、開発、営業、会計、マーケティング──すべて自分で行っています。


AI、Apps Script、Wix、スプレッドシート、Stripe…。


あらゆるテクノロジーを組み合わせ、「人の時間を取り戻す」仕組みを自分の手で作り続けてきました。


法人向けAIサービス「VOICE MEMO AI」や、Google Apps Scriptによる自動化システム、そして書籍『乗り越え力』出版、PR TIMES掲載、WSLスポンサー活動──。


“ひとりでやること”そのものが、私の生き方になりました。


■ “廃棄”から“希望”へ。透明サーフボード「Sea Through」

次の挑戦は、廃棄ペットボトルを再生した透明サーフボードの開発でした。


サーフィンは人生そのもの。


波にのまれ、倒れ、また立ち上がる。

自然と向き合い、自分と対話するスポーツです。


私は、海を汚してきた人間が「海に恩返しする方法」を考えました。

その答えが、「廃棄物から希望を生み出す」透明サーフボード。


開発、商標登録、特許出願、リリース、すべてを一人で実施。


そして2025年、世界最高峰の大会「WSL Billabong Tahara Pro」に出展。

男子・女子それぞれのチャンピオンに、「Sea Through」を贈呈しました。


あの日の波、歓声、涙──あれが私のSecond Wave(第二の波)でした。


■ 映像作家・遠藤壮との出会い

この作品を撮ってくれたのは、23歳の大学4年生、若き映像作家 遠藤壮(えんどう さい) さんです。


彼は、インバウンド向けツアーガイドとして活動する中で、カメラの魅力に取り憑かれ、「人生を映す」映像の世界へと進みました。


この「Second Wave」は、彼の初のドキュメンタリー作品


彼のレンズが映し出したのは、肩書きでも、実績でもなく、“社会と闘いながら笑うひとりの人間”の姿でした。


■ “生きる”とは、勝つことではない

生きることに勝ち負けはない。


成功も失敗も、他人の評価も関係ない。


大切なのは、「本気で生きたかどうか」。


私は病気を通して、仕事を通して、サーフィンを通して、

何度も自分にその問いを投げかけてきました。


このドキュメンタリーで伝えたいのは、「人生は何度でも立ち上がれる」ということ。

そして、「誰もが次の波を起こせる」こと。


■ Second Wave ― すべての人に、もう一度、挑戦する勇気を。

この映像には、私のすべてが詰まっています。

孤独、挫折、そして笑い。


“生きることを諦めなかった”すべての人へのメッセージです。


もしあなたが今、壁の前で立ち止まっているなら、この映像を見てください。

そして、あなた自身の「Second Wave」を探しに行ってください。



出演・企画

奥村哲次(おくむら てつじ)

株式会社ラフティ 代表/ITコンサルタント/著者著書『乗り越え力』|透明サーフボード開発者|WSLスポンサーAIアプリ「VOICE MEMO AI」開発者公式サイト:https://www.laughtey.com


制作

撮影・編集・制作:遠藤壮(Sai Endo)

Instagram:@sai_personal_tour


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